眼圧測っていますか?

日本生前相続サポートセンターの小山です。みなさん、眼圧は定期的に測っていらっしゃいますか?眼圧は緑内障の早期発見の鍵となる大事なバロメーターです。眼科に行く用事はないわー、というかたも、眼圧を測るためだけにでも、年に一度は診察を受けることをお勧めします。

というのも、わたしは30歳ころに緑内障が見つかったからです。緑内障は高齢者がかかるもの、と思われがちですが、30代は早いとしても40代、50代でも発症する人は実はけっこういらっしゃるようなのです。わたしは40代の半ばで、進行を遅らせるための手術を受け入院しましたが、同室にいた人たちはみな、わたしと似たり寄ったりの年齢なのに緑内障でした。

緑内障は、高い眼圧によって視神経がつぶされ、その分視野が欠けていく病です。一度傷ついた視神経は再生しない、つまり失われた視野は戻りませんが、目薬や手術で進行を遅らすことはできます。そのためにも、早期発見が大切なのです。左右の目が互いを補い合うために、日常生活の中で視野の欠けに気づくことはなかなか難しく、私の知人にも、緑内障が見つかった時には既に手遅れで、片目を失明してしまった人もいます。

大事なのは、たまには眼科で眼圧を測ること(痛い検査ではありません)、その結果に応じて視野検査を受けること(これも痛くありません)。みなさんもどうぞ、緑内障は年齢に関係なく意外と身近だということを、忘れないでくださいね!

 

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