「敬老の日」に向けて思うこと

日本生前相続サポートセンターの小山です。9月に入りました。祝日が2回ありますね。「敬老の日」が18日、「秋分の日」が23日です。

2つの祝日には、先人を敬うという共通点があります。身近な高齢者の長年の労をねぎらう敬老の日と、ご先祖様をしのぶお彼岸。孫がおじいちゃんおばあちゃんにプレゼントしたり、一族が集まってお墓参りをしたりといった光景が頭に浮かびます。うちもそうだ、という方も多いでしょう。

けれど一方で、敬老の日やお彼岸などに寂しい思いを抱える人も少なくないのでは、という気がかりがあります。子どもがいない、孫がいないケース、親戚と疎遠である場合などが考えられます。高齢者が行方不明になったことを知らせる行政無線が、敬老の日前後に聞こえると、敬老の日のニュースや記事に、「もしかして、いたたまれなくなったのかも…」と心配になります。

明るいニュースも、すべての人が明るい気持ちで聞けるわけではない。お祭りのニュースも、子どもがらみのニュースも、なんでもそうなのです。弱い立場におかれることが多い方々に接することがしばしばある身としては、このことは忘れてはいけないと思っています。

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