一般社団法人日本生前相続サポートセンターの小山です。先日、諏訪市の太田屋えこうホール諏訪で終活セミナー「遺言書」の活用 がありました。太田屋様と当センターが連携して毎月セミナーと相談を開いていますが、来場する方のお声を受けて、今回初めて遺言書にスポットを当て、代表理事の木村がお話しました。定員いっぱいの皆様がお見えになりました。
セミナーでははまず、一昔前と違い、健康寿命と実際の寿命の差=認知症や寝たきりの期間が平均で男性は7年、女性は12年と伸び続けていることなどの社会情勢とともに、元気なうち=意思表示ができるうちに遺言書を書いておくべき時代になったことをお伝えしました。そのうえで、「財産分けのために秘密で書く」という遺言書の常識、思い込みを変えていくお話を続けました。
▽遺言書で書けること、かけないこと▽おひとりさまも遺言書が必要なこと▽かえってもめる遺言書、にしないようにするには…ということで、家族のいる方とおひとりさまとの各ケースに分け、遺言書の新たな提案をさせてもらいました。遺される人や後世に財産と自分の想いを託し、これからの人生を充実させるために役立つものであることが伝わっていたら幸いです。遺言書は、基本的には亡くなったあとのために作るわけですが、自分の人生のためにも書くものなのです。
次回、5月18日(土)午前10時からも、同じ内容で行います。場所は、下諏訪町の太田屋えこうホール赤砂です。参加無料で予約優先。お申し込みは、太田屋りんごの会(0266・54・3000)へどうぞ。