日本生前相続サポートセンターの小山です。7月15日に下諏訪町の太田屋えこうホール赤砂で、終活セミナーが開かれました。終活に関する不安や悩みは、事前の対策をとることで解決したり軽くできるー。そのための方法を知り、一歩踏み出すきっかけにしようというセミナーです。
まずは、太田屋の太田博久社長から、「無縁遺骨」が全国的に問題になっているという話題。身寄りがない人だけでなく、身元が判明して親族がいても、遺骨が引き取られないケースがあるそうです。また、おひとりさまや子どものない夫婦の増加に伴って、相続人のない遺産はこの20年で6倍、600億円を超える額になっているとの報告も。子どもや親類がいない、いても何らかの事情で頼れないなどの状況からくる不安を解消することで、こころ元気に暮らし、暮らしの質を上げていけるー、とのお話でした。
人の命には必ず終わりがあります。死んじゃったらどうなるんだろう?ーそれだけでも不安なのに、財産のことやら手続きのことやら遺品のことやら、現実的なこの世ならではの心配事もいっぱい。死そのものについては誰に教わることもできないのでどうしようもないですが、その他の地上的な課題だったら、打つ手はあるのです。そのことを、もっと多くの人に知ってほしい。心配事が減った人が増えれば、世の中はちょっとでも明るくなると思うのです。